これからの季節に気をつけたい感染症
- FujiMedicalService
- 2024年8月27日
- 読了時間: 2分
8月ももうすぐ終わり、子供達も学校生活が始まります。
不規則な生活から規則正しい生活に戻る際や、季節の変わり目に体調を崩す方は多いかと思います。
現在は落ち着いてきましたが、新型コロナウイルスや溶連菌もその1つでは有ります。
それ以外にも気をつけたい感染症をご紹介します。

①手足口病
手足口病は、手、足、下肢、口腔内、口唇に紅い水疱(水ぶくれ)とそれに伴う発疹が生じるウイルスによる病気。お子様をもつご家庭なら1度は聞いたことがある病気でもあります。大人が手足口病に感染し、症状がでる場合、子どもに比べて発疹が強く現れます。また発疹の前に、倦怠感や筋肉痛、悪寒などの症状、40℃ほどの高熱が出たりすることもあります。
②ヘルパンギーナ
発熱と口腔粘膜にあらわれる水疱性の発疹を特徴とした急性のウイルス性咽頭炎であり、乳幼児を中心に夏季に流行。夏の終わりから秋にかけても、夏風邪として発症することもあります。手足口病と同様に水疱性の発疹が出ます。大人が感染した場合、症状は強く出る傾向があり、インフルエンザのような関節痛や筋肉痛といった症状が現れることがあります。
③インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
④コロナウイルス
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、SARS-CoV-2と呼ばれるコロナウイルスによって引き起こされる疾患です。感染者の口や鼻から、せき、くしゃみ、会話等のときに排出される、ウイルスを含む飛沫又はエアロゾルと呼ばれる更に小さな水分を含んだ状態の粒子を吸入するか、感染者の目や鼻、口に直接的に接触することにより感染します。軽症の方は、発症後1週間以内に症状が軽快することが多いです。
代表的なものをご紹介しましたが、これ以外にも突発的に感染拡大することもあります。
普段から、「手洗い・うがい」を習慣づけしていくのが大切です。
コロナの時と同様に、正しい手洗い方法を習得していくことが感染予防をしていきましょう。
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